オープン・カレッジは日本の知性が一つの地に結集し、価値ある文化を発信する機会です。
地域との取り組みによってその地の人々の文化意識を刺激し、地域再生の素晴らしい効果を生み出します。
2003年のオープンカレッジは、九州・佐賀から日本を再発見しました。
佐賀は條螺旋を刻んだ特殊鋼のアームストロング砲を開発するなど、日本の産業革命の先駆けとなった工業の始都であった他、世界に誇る陶都をいくつも抱え、比類を絶した書家・副島種臣を生み出すなど独自の文化を開花させ、また豊かな大地と玄界灘の豊富な幸に恵まれた日本有数の「うまかもん」の地でもあります。
この佐賀で、「日本のサガ」を探しました。
プログラム
2003年10月31日(金) 会場:マリトピア
12:45~13:15 オープニング
13:30~14:30 基調講演 「表現者としてのサガ」
三枝 成彰、中尾 清一郎、林 真理子
14:30~15:30「表現者としての男と女」
秋元 康、林 真理子
15:40~17:15「吉野ヶ里と古代東アジア」
井沢 元彦、黄 文雄、團 紀彦
2003年11月1日(土) 会場:佐賀市歴史民俗館(A会場(旧古賀銀行) B会場(旧古賀家) C会場(旧福田家))
10:00~11:45 「日本人論」
船曳 建夫、加藤 秀樹、中尾 清一郎
「女の戦略」
眞木 準、奥谷 禮子、川島 なお美、小林 カツ代、今野 由梨、竹山 聖
「日本人の顔」
原島 博、さかもと 未明、松岡 恭子、わたせ せいぞう
13:00~14:45 「日本の裏側」
石川 好、池坊 美佳、田中 良紹
「日本人男女のサガ」
井上 章一、植島 啓司、鹿島 茂、田中 貴子
「和と洋のサガ」
南 美希子、千住 博、日比野 克彦
15:00~16:45「映画を撮る快楽」
奥田 瑛二、邱 復生、三枝 健起、仙頭 武則
「地球のサガしもの」
竹村 真一、岡島 成行、岡田 達雄
「日本と民主主義」
伊藤 穰一、高野 孟、波頭 亮、森本 敏
17:00~18:45「医学最前線、100歳まで生きる方法」
西川 伸一、白澤 卓二、須磨 久善
「蒼海副島種臣書・佐賀に乱」
浅葉 克己、草森 紳一、古川 英文
「日本人の未来」
松本 大、小笠原 敬承斎、古川 俊之
2003年11月2日(日)
13:00~14:30 「官僚の悪」
岸本 周平(財務省理財局国庫課長)、木村 晋介(弁護士)、木下 敏之(佐賀市長)、寺脇 研(文化庁文化部長)、横尾 俊彦(多久市長)
15:00~17:30「我ら九州人を笑え」
筑紫 哲也、河口 洋一郎、古川 康(佐賀県知事)、堀池 秀人
2003年11月1日(土)ワークショップ 会場:旧牛島家
ワークショップ 「写真」
講師:増浦 行仁
ワークショップ 「茶道」
講師:佃 一可、鈴田 滋人
ワークショップ 「書」
講師:浅葉 克己、草森 紳一、さかもと 未明、東海林 良、林 真理子、日比野 克彦、古川 英文
ワークショップ 「俳句」
講師:黛 まどか、亀井 眞樹、三枝 成彰、竹山 聖、辰巳 琢郎、矢内 廣、わたせ せいぞう、團 紀彦
ワークショップ 「川柳」
講師:やすみ りえ、今川 憲英、川島 なお美、麹谷 宏、竹山 聖、田中 貴子、船曳 建夫、眞木 準
2003年11月1日(土)夜楽 会場:佐賀市内各飲食店(10ヶ所)
(講師の先生たちと飲みながら、食べながら、地元の方たちと、さまざまなテーマについて語り合う催し。)
*各会場のオーナー様及び従業員の皆様、誠にありがとうございました。
「浅葉 克己 塾」
お店:紳士倶楽部
伊藤 穣一、今川 憲英、三枝 健起、古川 俊之、堀池 秀人
「石川 好 塾」
お店:SOFTLANDING
麹谷 宏、竹村 真一、松岡 恭子、松本 大
「奥田 瑛二 塾」
お店:酔美
植島 啓司、木村 晋介、さかもと 未明、横山 幸雄、鹿島 茂
「小林 カツ代 塾」
お店:のび
亀井眞樹、東海林良、増浦行仁
「三枝 成彰 塾」
お店:JURON
川島 なお美、邱 生、須磨 久善、波頭 亮、船曳 建夫
「高野 孟 塾」
お店:BANKO
加藤 秀樹、岸本 周平、田中 貴子、森本 敏、田中 良紹
「辰巳 琢郎 塾」
お店:元気屋
竹山 聖、佃 一可、黛 まどか、わたせ せいぞう
「林 真理子 塾」
お店:ロンド
奥谷 禮子、今野 由梨、寺脇 研、中尾 清一郎、黄 文雄、團 紀彦
「眞木 準 塾」
お店:メゾンシャンパーニュ
池坊 美佳、小笠原 敬承斎、白澤 卓二、西川 伸一
「矢内 廣 塾」
お店:キャンドル
井上 章一、岡田 達雄、原島 博、日比野 克彦、やすみ りえ
講演録は佐賀新聞社のホームページにて。